猫とMacの日々
5月号はMac Fan 創刊20周年記念号でして、そんなおめでたい処に私の駄ブログの居場所を裂いていただきましてMac Fan関係者の皆々様には感謝申し上げる次第です。
2006年10月号から「Macなブロガーの素顔」はスタートされたわけですが毎号々々素晴らしいブログの数々がご紹介されていて、「あ~いつか私もココに載りたいなぁ」と分不相応に思い願うだけだったのです。
私的なお話でありますがこの駄ブログは2004年6月15日にタダの勢いだけで始めてしまいました。
特別な情報ルートもあるわけもなく、逐一アプリやハードを評価できる能力も財力もなく、致命的には毎日ブログを更新することもできない駄ブログです。
当時6匹の猫たちと6台のMacがいて、猫とMacに癒されるんだけれども反対に悩まされることも多々あってそんな悲喜劇を綴ってきました。
2006年からは新年にApple Store 名古屋栄に参拝に並ぶ方々に温かいものの提供を始め、今年になって私の処女作となるデジタルブック「Apple Blog 百人百録」が公開できました。
これもひとえに、この駄ブログを影に日向に応援してくれる方々があってこそ出来たことだと思います。
今回名誉な「Macなブロガーの素顔」のお仲間に入れていただきまして、感謝の気持を忘れること無く心を新たに踏ん張る所存です。
これからもMac Fanはもちろんのこと「猫とMacの日々」をよろしくお願いしますm(_ _)m
ぜひともMac Fan 5月号をご購入されて、『第1特集 20年間ありがとう。[感謝のしるし]スペシャル 』にある様々なプレゼントをいただいちゃってください。
そのついでに199ページにある私の駄ブログの記事もお楽しみいただけると幸いです(ΦωΦ)
なんと私の写真も載ってたりするんです。えへ。
『【Apple】Mac Fan 5月号に『猫とMacの日々』が掲載されました!』のご拝読に感謝いたします。
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2008年、tenguさんは携帯契約縛りの関係でiPhone3G発売日から半年遅れて念願のiPhoneにしたんですがその時に一気にご家族の携帯もソフトバンクに変えました。
tenguさんさんには鈴木京香さんにそっくりな美貌の奥様と、剛力彩芽さんに似て可愛い娘さんがいるんですが、当時はふたりともiPhoneに否定的でして「使いにくそう」「絵文字使えない」などの理由で従来のガラケーにされたのです。

時は流れ2013年、娘さんがこの春念願の高校入学となりまして、なんと娘さんの描くイラストがプロ顔負けの腕を持ち、それに磨きをかけるため美術専攻なんだそうです。
「ご褒美になにか買ってあげるよ」とお父さん。
「じゃ〜iPhone買って♡」と娘さん。
「それじゃ〜私も♡」と奥様。
5年の歳月をかけてiPhoneはtengu家の市民権を得たのです。
ご家族揃ってソフトバンクに出向きiPhone5の契約となったわけですが……

「お父さんは『5S』出てからでいいよね?」とその場で突然言われ絶句してしまいました。
それでtenguさんはiPhone4Sのままで今しばらく我慢されるそうです。
(tenguさ〜ん、もうちょっと待てば5Sになるんだから気を落とさないでね。)

娘さんは美術専攻ですのでこれから、iMacはもちろんのこと、Adobe Creative Suite、ペンタブレットとWindowsOSまで買ってもらえるそうで、tenguさんがiPhone5Sにすんなり機種変できるかどうかちょっぴり不安ではありますが私はtenguさんを応援しております(ΦωΦ)
娘さんは高校生活を思う存分エンジョイしてくださいね。親孝行も忘れずに(^^)
『【Apple】一家揃って携帯をiPhoneにしたお父さんの憂鬱』のご拝読に感謝いたします。
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この3月3日に須藤薫さんがお亡くなりになったと聞きしばらく彼女の歌声を聴いて自分なりに故人を偲んでおりました。
なにせ山口百恵ちゃん引退の数百倍の衝撃だったもので…。
洋楽を語るとかっこいいのですがそれは全くわからず、ほんのちょっとだけJ-POP系に思い入れがある私ですが須藤薫さんはその中で歌が一番うまいシンガーでした。
須藤薫さんを知るきっかけは1983年ころ名古屋に住んで3年が経った私のところに学校の後輩が遊びにやってきまして、『ちょっとカッコつけよう』と近所にあったライブハウスで一緒に食事をしたことに始まります。
後輩から就職先の愚痴やら彼女とののろけ話に飽きがきた頃、急にライブが始まりまして「えらいちっちゃい歌手だな〜」と何の興味も無かったのですが、歌を聞いていく内に身体全体から絞り出す声量と甘くて丸っこい声質に惚れ込んでしまったのでした。
それ以来彼女のレコードを買いあさり、CDへの変革期でもあったのでCDまで買いあさりました。

しかし、1年後の1984年に電撃引退されてしまいます。
百恵ちゃん引退のこともあって結婚即引退はブームだったのかもしれません。
ところが3年後の1987年にこれまた電撃復活されました!
その時のアルバムはその名も「Hello Again」
ジャケット写真がやけに美人に写っているので別人かと思ったのは内緒です(^^ゞ
「Hello Again」といえば、iMac ボンダイブルーの登場は1998年ですね。
須藤薫さんはそれより11年も早く「Hello Again」と言って私たちの前に再び現れたのです。

1998年にもちろん初代iMacを購入しますが、そのiMacで一番最初に聴いたCDはもちろん須藤薫さんの「Hello Again」でした。私なりのこだわりです。(^^)
その時起動したアプリはiTunesではなくAppleCD Audio Playerでしたけどね。

昨今は杉真理さんとデュオで活動されていてこれからも日本のミュージックシーンの立て直しにご尽力くださるものと思っていたのですがとてもとても残念でなりません。

私のiPhoneには須藤薫さんのCDが全て網羅されています。
彼女はこれからも悲しい時に勇気づけてくれて楽しい時にはいっしょに喜んでくれることでしょう。
享年58歳、ご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。
なお、ホームページ『須藤 薫 & 杉 真理 - CONTINENTAL STAR』に「須藤 薫をおくる会」のお知らせがあります。
ファンの皆さまへ
2013-03-05
すでに新聞報道などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
須藤 薫さんが3月3日、骨髄異形成症候群のため、東京都内の病院にて
逝去されました。享年58歳でした。ここに謹んでご通知申し上げます。
なお、葬儀、告別式に代わります「須藤 薫をおくる会」を下記のとおり行います。
日時:2013年3月12日(火) 10:00~
式場:「臨海斎場 第1」東京都大田区東海1-3-1
所在地詳細:http://www.rinkaisaijo.or.jp/info/
式場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
薫さんを愛してくださったファンの皆さまにも見送っていただきたいとの
ご遺族の意向ですので、お時間の取れる方はどうぞご参列ください。
勝手ながらご供花ご供物の儀は堅くご辞退申し上げます。
私は残念ながら仕事で参列できませんが名古屋より手を合わせ祈っております。
『【須藤薫さんを偲んで】ふたつの「Hello Again」』のご拝読に感謝いたします。
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3月2日の夕方、いつもの様に土鍋でご飯を炊きます。炊く蒸らす時間をかなり厳格に測らないとうまくいきません。そこでiPhoneのSiriにタイマーを頼みます。
「あれ?iPhoneがない?!」
シャツの前ポケットに入れてあるはずがありません。ジーンズのポケットにもありません。トイレにも置き忘れていないし、リビングのiMacにも繋がっていませんでした。
iCloudから「iPhoneを探す」アプリで見つけようにもそのアプリを切ってあるんです。(T_T)
そうだ!部屋のどこかに転がっているなら無線LANルータで表示されるはずです。

残念ながら部屋より広い範囲に届く無線LANの圏内にないとわかってしまいました。
家電話はたまに間違い電話がかかってくるだけなのでもう何年も前に取り外してありますし、まるで脳内がブルースクリーン状態です。
友人に連絡しようとiMacの「連絡先」アプリを開いたら…私とAppleの2件しかありませんでした。
さっぱり同期していなかったみたいです。とほほ。
しかたがないので友人にiPhoneをなくした旨をメールしてすぐに公衆電話に向かいました。
ところが公衆電話ってないんですね。コンビニの前にあったのも最近撤去されていたようです。
「そうか交番にまず行くか」と思って走り出したら途中小さなタバコ屋の陰に隠れるようにある公衆電話を発見して直ぐ様自分の電話番号にかけてみました。
[ツーツーツー]
お!呼んでる呼んでる。
[ガチャ]
うぉ!誰か出た!
男「誰あんた」
私「誰ってそのiPhoneの持ち主ですが」
男「iPhone落としたら不便でしょうに」
大上段に構えるその男の言い草に腹が立ってきましたがグッと堪え
私「そうなんですよ。今iPhoneはどちらに行けば戻りますか?」
男「ここは名古屋のXXX交番です。今日来ないと明日県警に送るよ」
げげっ!こいつは警官でした。
もっと親切な口調もあってよさそうな気もしますがさらに堪えて
私「すぐにそちらに向かいます」と告げてここからかなり距離があるその交番に向かいました。
どうしてiPhoneをなくしたのか、道中冷静に考えてみました。
ああ〜そういうことだったな、と記憶が蘇ってきました。
***
朝から新しいデジタルブック用の素材写真を撮るべく名古屋の街をあちこち回っておりました。
しかし、当日名古屋は春一番が吹き荒れて思うように自転車が進まず、最も軽いギヤでよろよろと漕ぐ感じでした。
多くの写真を撮りためながらいつしか猫屋敷より最も遠い公園にたどり着き、ベンチに腰掛けて缶コーヒーを飲みながら休憩です。
ベンチに座るとすぐiPhoneを取り出してTwitterやFacebookの確認をしてしまいます。ちょっと前までは「若い者が携帯ばかり触って!」と嘆いていたりしましたが、iPhoneを触ってばかりいる自分が小恥ずかしい限りです。
「あっそうだ!このベンチも撮っておこう」と急に思いたちNikon1 J1を構えてパシャリ。

その最中に後ろから大きな声が轟いたのです。
「きゃ〜!!あいたたたたたたた……」
振り返るとおばさんが歩道でしゃがみこんでひざをさすっていました。この公園でたまに見かける猫好きなおばさんでした。おばさんのもとに駆けつけてみると
「風で飛ばされちゃったわ。足腰が弱いと踏ん張り効かないわねぇ。ほほほ」
足首を痛めたみたいです。聞くとお家はすぐそばなので渋るおばさんを無理やりおぶって送っていったのです。
そして、おばさんのお屋敷でお茶をごちそうになってそのまま帰ってしまったのでした。
公園のベンチにiPhoneを置き忘れて……。

***
iPhoneは誰か親切な方が届けてくれたのではなくて当番で警ら中の警察官が発見してくれたのでした。
交番では本人確認にちょっとした取り調べがありました。免許証を見せておしまいじゃないのです。
30分くらいかかって書類を書かされて余り気分のよいものではありません。
彼らも仕事でしょうが犯人扱いにも似た口調と態度をとる警官がひとりだけいて辟易しました。
しかし今はiPhoneが戻ってきて本当にホッとしています。
みなさんもiPhoneを置き忘れないように重々ご注意くださいね。
これから「iPhoneを探す」アプリは常にONにしておきます(^^ゞ
『【Apple】春一番が吹き荒れたらiPhoneを紛失してしまったお話です』のご拝読に感謝いたします。
宜しかったら下のバナーをクリックしてやってください。あのぶっきら棒な警官も喜んでくれるかなぁ〜?




