猫とMacの日々
eMacにLeopardをインストールしてみました。
これがこれがさすがトラブルメーカー(笑)インストールにあたっていろいろなことが起きました。
後から思えば笑える話ですがこれからインストールされる方の手助けになるかもしれませんので記録しておきます。
○修理後のパスワードで悩む
アップルストアにeMacを修理に出すに当たって内蔵HDDの中身をバックアップしデフォルトのピュアなPantherに戻しました。
Pantherインストールは完了したもののオープニングムービーでフリーズしてしまうためセットアップはできずそのまま出しました。
アップルの担当部署で検証作業をしたのでしょう、ユーザーアカウントが「apple」になっていました。
さてLeopard DVDを入れてインストールを開始してすぐ管理者パスワードを求められました。
名前は「apple」になっています。
パスワードは無しだろうとOKを押しても拒否されます。
小一時間悩んだ揚げ句、ためにしパスワードに「apple」と入力したらようやくインストールが再開してくれました。
○メモリ512Mは最低必要
うっかりそれを忘れていて256Mのまま始めちゃったのです。
いくら待ってもDVDから起動しません。
灰色の画面で虹色リングがずっと回っているだけです。「メモリが足りません」と出ないのですね。
近くに放置してあるPCから1Gメモリ引っこ抜いてeMacを1.25Gにして再開しました。。。
○フォーマットで悩む
もちろんトラブルが少ないクリーンインストールと言われる「消去してからインストール」を選んだわけですが Mac OS 拡張 (ジャーナリング)とMac OS 拡張 大文字/小文字を区別、(ジャーナリング)の2種類があってしばらく悩みました。
大文字/小文字を区別の方はHSFXと称しなんとPanther時代からサポートされている形式だそうです。
ただし、
「HFSX」はこれらの機能を実現するにあたり、互換性面を一部犠牲にしており、Classic Mac OSからは「HFSX」でフォーマットされたボリュームを認識する事ができなくなっている
とのことで、まだたまに使うことがある Power Mac B&W のOS 9で読み込むこともあるやもしれませんから、区別しない方のHFS plusを選びました。
○参照リンク
Mac OS X時代のもう一つのファイルシステム「HFSX」- CNET Japan
そこから先は順調で1時間余りでインストール完了!
外付けHDDをFireWireで繋いで移行アシスタントでバックアップから壊れる前のデータを戻しました。
○10.5.2アップデータで悩む
Leopard DVDは10.5.1です。もう10.5.2が出ているわけですからソフトウエアアップデートを起動したわけです。
QuickTime7.4.1、iTunes7.6.1、Front Row2.1.2、iLife8.2と Mac OS X 10.5.2 Updateが表示されたのですがおかしなことにOKをしていないのにもうダウンロード済みと出てるんです。
疑問に思いながらもアップデートしますと、プログレスバーが「インストールを構成中」と出たまんま小1時間も変化なしなのです。
しかたなく電源ボタンで強制終了して再度やってはみたものの同じ結果です。
アクセス権修復も fsck -fyもやってはみても同じ結果で10.5.2にできないのです。
悩み抜いた揚げ句にダウンロード済みとなっていたファイルを見つけて捨てることを思いつきました。
検索すると /Library/Updates そこに上記5つのファイルがありました。
Updatesフォルダの中身をみんなゴミ箱に突っ込んで再起動してからソフトウエアアップデートを使って見事に10.5.2にアップデート完了できました!!!!
なぜこうなったかよく理由はわかりませんが10.5.2になったのでよしとしましょう。
インストール開始から 7時間もかかってしまったけど終わり良ければすべて良しです。
iMacがあるのに初LeopardがeMacというのが私みーけらしくて笑えます。
PPC 1.25MHzの eMacですがなかなか頑張って動いてます。健気なヤツです。Tigerよりグラフィック処理は軽い気がします。
iMacの修理期間のサブ機として、後にお客様用 Mac布教マシンとして余生を送ってもらおうと思います。
○参照リンク
Leopardインストール詳解マニュアル - ASCII.jp
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Comment
ぶっちゃけ、いろいろ問題(特にクラシック環境のサポートを完全に切った)もあるとおもうのですが、Time machineなど、便利なこともあります。
なお、『消去してインストール』されるのであれば、いっそのことDVDから起動して、メニューバー>ユーティリティ>ディスクユーティリティから、ハードディスク消去を選んでいただいたほうが、より安全ですw。
- #79D/WHSg
- ken_ken
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いつぞやは大変お世話になりました。
なるほど、DVD起動上のディスクユーティリティからハードディスク消去してからインストールするんですね。
いつも勉強になります。
これからちょっとやばい感じのiMacにもインストールしますのでやってみますね。
iMac用はアップグレードDVD使います、ご安心を。(^0^)
おつかれさまでした.
ふつうだったら諦めてしまいそうですが,やっぱり
ネコさんのように Mac も大好きなのが伺えます!
それにしても,eMac,
おぉ,新しい「にゃんにゃんだ!」
とはしゃいでいそうで...^o^
10.5.2アップデート時のモタモタには4時間くらいかかりまして大いに凹んだのですがなんとか完走できました。
eMacの上は実はメロンの寝場所なのです。
寝返りで落ちちゃって怒ってる写真でした(^0^)
やっとこれからLeopardでやっていけます。
これからもよろしくお願いします。
iPod nanoを買ったらOS X v10.4.9以上必要とあって、今日Leopardも買っちゃいました。(ちなみに私のはv10.3.9...)
あまりPCには詳しくないので、一つお聞きしたいことがあるのですが、
新しくインストールすると、以前のデータ(iTuneの音楽やMailのデータ等)は消えてしまうのでしょうか?
バックアップを取るのが面倒でそのままやっちゃおうかなと思っているのですが^^;
- #79D/WHSg
- 毛虫
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通常インストールDVDから起動するとボタンが「アップグレード」となってるはずでそれで進めると上書きインストールとなり今までの書類データは引き継がれます。
ただしLeopardは今までのOSXより大幅に変わっているので上書きインストールはあまりおすすめしません。
バックアップの後新規インストールをして移行アシスタントでデータを引き継ぐのがよろしいかと思います。
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ねこのこゆきが歌ってます。ロックです。 2008.03.11 21:19