猫とMacの日々
私みーけのボロアパート猫屋敷から野暮用で自転車乗って出かけた道すがら、なにやら甘い香りが鼻をくすぐります。
くんくんくんと自転車止めてじっくり臭いを嗅ぐと懐かしい香りなんです。
どこからこの甘い香りがするのか辺りを見回してみると
目の前に飛び込んできたものは!
名古屋市某所にある赤福名古屋営業所でした。
甘い香りはアンコを作っている香りだったんですね。
私みーけは伊勢で生まれ伊勢で育ちましたがなんと幼い頃赤福が嫌いでした。
それには深い訳があります。
祖母と叔母が赤福に勤めていたんです。
その頃は急速冷凍庫も無い時代でしたのでまきかえとか剥き餡とかある訳無く毎日のように製造過程で失敗した赤福を重箱に入れてもらってきたんです。
そりゃもう今日も食え、明日も食えと毎日毎日食わされまして。。。
まんじゅう恐い状態になってしまったわけです。
それで社会人になって帰省した後の職場への手土産も赤福は避けていたんです。
しかし先輩のたっての頼みもあって赤福を持って行ったらみんながみんな「うまいうまい」って言うんですよ。
あの嫌いな赤福がうまい?
不思議な気持ちになりちょっと食べてみるとそのおいしいことおいしいこと。
それ以来、無性に食べたくなる日があってそんな時はは名古屋駅地下街で3個入りパックを買ってひとり満足してました。
それなのにあの悲しい事件。。。
ずっとずっと再開を今か今かと待ち望んでおりました。
*今年元旦の寂しいお店(まこりん撮影)
ようやっとこの2月赤福が営業再開しました。
これでまたあのおいしい赤福がいつでも食べられるかと思うと嬉しくてなりません。
赤福という名前は「赤ん坊のような嘘偽りのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味の「赤心慶福(せきしんけいふく)」に由来します。
今は亡き祖母から良く聞かされた言葉です。「みなさんのおかげやで」と。
この言葉を噛みしめ日本一のお土産赤福を作り続けて欲しいと願ってます。
また味わいのあるCM見たいですなぁ。。。
- 関連記事
Comment
身近にあってしょっちゅう食べてると、嫌いになるってよくあるお話ですよねぇ...
お好み焼き屋の息子がお好み焼き嫌いって昔言ってたのを思い出しましたw
僕は喫茶店の息子ですが、コーヒー大好きまくりです...
- #79D/WHSg
- AtoC
- URL
- Edit
いーいお話のエントリーですね。
みーけさんの幼少の頃が、徐々に明らかになっていきます。^^
>AtoC様
今でもアンコは大量に食べると身体が拒絶しちゃいます。赤福3個が限界ですね。
そういえば茶店のボンボンでしたねぇ。コーヒーが好きなのはご両親のブレンドと摘出が神業だったんでしょう。ご両親に感謝していてくださいね。
>yumamiti様
赤福に定年まで祖母が勤めていましたのでよく聞かされた言葉なんですよ。小さい頃は意味わかりませんでしたけどね。
決して年齢は計算しないでくださいね。えへ。
万年の25歳で通しております。大汗。
Trackback
http://tamac.blog3.fc2.com/tb.php/543-eddbb151