猫とMacの日々

私は5月4日土曜日に友人のまこりんと連れ立って行ってきました。
さすがに展示物は撮影厳禁のため、どうやってブログの記事にするか今まで悩んでおりました。
この土日で猫展が終わってしまうのでその雰囲気だけでもお伝えすべく筆を取った次第です。

愛猫の写真を持参すると当日券が100円割引になります。
私は前売り券だったので割引になりませんでしたが愛猫の写真を展示してくれます。
猫屋敷きっての美人猫メロンの写真を持って行きました。(まこりんにはラッキーの写真を手渡しました)

名古屋市瑞穂区にある名古屋市博物館です。
ここで「いつだって猫展」が開催中です。
私が大好きな江戸末期の浮世絵師歌川国芳の浮世絵をメインとして最初の招き猫と謂われる土人形丸〆猫とかの立体造形も多数展示されています。
私が歌川国芳を好きな理由は以下の2点です。
1)なんたって猫が好き!
ウィキペディア より
国芳は無類の猫好きとしても知られ、常に数匹、時に十数匹の猫を飼い、懐に猫を抱いて作画していたと伝えられる。内弟子の芳宗によると、亡くなった猫はすぐに回向院に葬られ、家には猫の仏壇があり、死んだ猫の戒名が書いた位牌が飾られ、猫の過去帳まであったという。それだけに猫の仕草に対する観察眼は鋭く、猫を擬人化した作品も多い。特に斑猫を好んだらしく、絵に登場する頻度も高い。門弟たちにも猫を描くのを勧めたと言われ、 国芳以降、浮世絵に猫が描かれる頻度が増加する。猫に限らず、狸・雀・蛸などの身近な動物を擬人化して世相を風刺したり、動物に託して江戸の庶民の生活を描写した作品も豊富で、これらからは現代日本にてますます盛んな漫画・劇画の源流の一つを見る事ができよう。
2)反骨の浮世絵師
歴史くらぶ より
国芳が45歳のとき運命は一変する。老中水野忠邦による「天保に改革」が断行されたからだ。質素倹約、風紀粛清の号令の下、浮世絵も役者絵や美人画が禁止とされるなど大打撃を被ることになった。幕府の理不尽な弾圧を黙って見ていられない江戸っ子、国芳は浮世絵で精一杯の皮肉をぶっつけた。1843年(天保14年)に発表した『源頼光公館土蜘作妖怪図』だ。表向きは平安時代の武将、源頼光による土蜘蛛退治を描いたものだが、本当は土蜘蛛を退治するどころか、妖術に苦しめられているのは頼光と見せかけて、実は十二代将軍家慶だ。国家危急のときに、惰眠をむさぼっているとの痛烈な批判が込められていた。このほか、絵の至るところに隠されている悪政に対する風刺があったのだ。江戸の人々は、国芳がこの作品に込めた謎を解いては、溜飲を下げて大喜びした。
しかし、幕府はそんな国芳を要注意人物と徹底的にマークした。国芳は何度も奉行所に呼び出され尋問を受け、時には罰金を取られたり、始末書を書かされたりした。それでも国芳は懲りず、禁令の網をかいくぐり、幕府を風刺する作品を描き続け、江戸の人々に大喝采を受けた。国芳自身がヒーローとなり、その人気は最高潮に達した。ユーモアとウィットに富み、粋でいなせ、そして豪快で頑固な国芳に江戸中が夢中になった
お上に盾突くとこを厭わずその上無類の猫好き! なんて素晴らしい人なんでしょう。生粋の江戸っ子だねぇ。
「子猫のへや」さん渾身の歌川国芳解説と画像がたくさんあります!まだまだ知りたい方は覗いてみてね。
ひと通り作品を見終えると最後に写真撮影OKな体験コーナーがあります。
歌川芳藤作 「折りかわりえ」で遊んでみました。



手は友人のまこりんw
壁には「うちの猫自慢」のボードがあり入館時に手渡した写真が飾られていました。
メロンの写真

ラッキーの写真

図録にはきせかえ猫が付録で付いてます。(ここでは見せませんけど(^^ゞ)

■ブログのおまけ
博物館の前の大きな庭には猫のオブジェがたくさん飾られていました。
学芸員のみなさんの遊びごころが嬉しいですね。



もう土曜日曜の2日間しかありませんけど、どうです?「いつだって猫展」に足を運んでみませんか?
「名古屋博物館で開催中の「いつだって猫展」が6月7日日曜で終わっちゃうよ~!」を見てくださいましてありがとうございます。宜しかったら以下のバナーをクリックしてください。その真心がきっと「いつだって猫展」をアンコール開催へと導くことでしょう。




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